おはようございます。
四ツ谷接骨院の藤本です。
昨日は、豊橋ボーイズの現場メディカルチェックの報告
をこのブログで公開させていただきました。
野球肘検診やメディカルチェックは
選手が野球を健康に長く続けるために
必要なことですが、
怪我の発見により大会に出れなかったり
練習ができない可能性もあります。
高校野球を目指す、中学野球選手なら
重篤な怪我の場合、休んだ方が良いケースが
ほとんどですが、指導者の方は普通困ります。
なぜならチームとしては戦力ダウンとなるからです。
エース・4番・レギュラーの選手が試合に出れない場合
勝てる試合も負けてしまうかもしれません。
指導者としては悩みの種になるはずです。
ですが、今回
重篤な怪我の発見により、監督やコーチが困ったどころか
逆に難解な問題が解けたようなスッキリしたような表情や発言
が生まれました。
1つの例をご紹介いたします。
大会まで残り1ヶ月。
怪我をした選手がいました。
この選手が大会に出られるか出られないか
指導者の方は早く知りたいものです。
なぜなら出られないのであれば、チーム勝利のために
代わりに出る選手の選定をしなければなりません。
筋肉の痛みなら治療で何とか試合出場できますし、
骨の痛みなら試合出場は厳しいです。
今回、骨の痛みを訴える選手がいましたが、
その選手の代わりに出る選手の選定の準備期間は
1ヶ月あります。
また、試合出場ができなければ、
この選手をランナーコーチにしよう。
ランナーコーチができるよう1ヶ月徹底的に指導しよう
ということになります。
これが、痛みの原因が不確かな状況であれば
大会まで中途半端な準備期間を過ごしていたことでしょう。
最後まで諦めないことは大切ですが、
どうにもならないこともあります。
後悔しても仕方ないですし、夏の向けて努力すればいい。
また、ランナーコーチで学ぶこともたくさんあると思います。
この一連の出来事を通して
重篤な怪我の発見は
すべてマイナスかというとそうではないなと
今回改めて思いました。
選手・ご両親・チーム・チームスタッフがすべて
幸せになる道が見えたような気がします。
今回、寛大な心で受け入れてくれた
選手・ご両親・チームスタッフのみなさん
ありがとうございました。
優勝目指して頑張ってください。
※昨日申し込み開始した
無料定期セミナーは定員に満たしましたので
申し込みを締め切らせていただきます。
参加ご希望の方は、3月にご参加ください。
よろしくお願いします。