こんにちは。

四ツ谷治療院の高橋です。

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今日は、高齢出産について少しお話させていただきたいと思います。

高齢出産とは、35歳以上で妊娠・出産することを意味します。

近年では、女性の社会進出による晩婚化が進み、

高齢初産婦が増えているのが現状です。

では、あなたは『高齢出産』と聞いてなにを思い浮かべますか?

多くの方が胎児や母体へのリスクを考えるのではないでしょうか。

正直、わたしもリスクが高いという印象が強いです。

現に出生児の異常や、未成熟児などの発症率が上昇すると多く示されています。

しかし、本当に高齢出産の子どもは健康に対して悪影響しかないのでしょうか…。

まだまだ女性の社会進出に伴う、晩婚化・高齢出産は増加すると考えられます。

そんな中、リスクをそんなに恐れなくてはいけないのでしょうか…。

世界に目を向けてみましょう。

同じく女性の社会進出が進むスウェーデンでは、6割の出産が30歳を過ぎてからで

1/4の出産が35歳を過ぎてからという状況だそうです。

たしかに出産時に異常が認められるリスクは高まってしまいますが

子供の成長に大きな問題がなく、逆に学力や身長のように

30歳以降の出産の方が良い結果につながる研究結果があることも事実です。

だからといって高齢出産を推奨するのは難しいお話ですが

高齢出産=子供に悪影響

という先入観は持たなくていいですよね。

最後になにを一番に伝えたいかといいますと、

高齢を理由に出産を諦めることはありません。

赤ちゃんを授かりたいという思いを捨てることはないのです。