こんにちは。
四ッ谷治療院 高橋です。
昨日は久しぶりの太陽の見えたいいお天気でしたね!!
そして、9月も早いものであと一週間です。
月末でお忙しい方が多いと思いますが、
忙しいときこそ、休むことも意識してみてくださいね。
本日は卵巣機能が低下してしまうと、
具体的にどんなことが身体のなかで起きているのかを
お話させていただきますね。
前回のブログをまだ読んでない方はコチラ↓
http://yotsuya89.com/archives/3918
まず、卵巣機能が低下すると、卵巣から分泌される卵胞ホルモンの量が減ります。
卵巣を刺激しても(卵胞刺激ホルモン)、
卵巣から分泌される黄体ホルモンが増えないという事態が起きます。
すると、脳は「卵胞が育っていないな・・・」と勘違いをして、
さらに卵胞刺激ホルモンを分泌させてしまいます。
また、卵巣機能が衰えると、早発LHサージや早期黄体化にもつながります。
卵巣機能が低下して黄体ホルモンの分泌量が減ることで、
脳は「卵胞が育っていない、排卵していない」と理解して、
出発地点である、性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌を増やし、
それによって、卵胞ホルモンや黄体ホルモンの分泌も増えてしまいます。
ホルモンバランスが崩れることで、無月経、月経不順、不妊の原因になることもあります。
★早発LHサージ
早発LHサージは、卵胞がまだ十分に育っていないのにLHサージが起こってしまうことで、
未成熟のまま排卵が起こってしまう。
★早期黄体化
排卵前に卵胞が黄体化してしまう現象。
一度低下してしまった卵巣機能を元に戻すのは難しいですが、
卵巣周囲の血流を良くすることで状況を悪化させない
少しずつでも機能改善を目指すことは十分にできます。
血流を良くし、卵巣機能の低下を防いでいくことは1日2日でできることではありません。 続けることで効果が現れ、意味があるのです。 もし、これからという段階でも、 実際に治療を始めているいるけれど不安に感じている方がいましたら お気軽にご相談ください。