こんにちは

四ツ谷接骨院スタッフの安藤です。

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今回は前回に引き続き野球肘のお話をしたいと思います。

前回の内容をまだ見ていない方はコチラ↓

http://yotsuya89.com/archives/3898

 

今回お話するのは前回お話した内側型、後方型、外側型のうちの

外側型について詳しくお話したいと思います。

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外側型の野球肘は離断性骨軟骨炎(OCD)と呼ばれております。

特徴としては、肘の外側の軟骨が剥がれてきてしまい、

症状が進行していくとその剥がれてしまった軟骨が分離してしまい、

それが原因で肘が曲がらなくなったり、伸びなくなったりしてしまいます。

一般的には、この症状が見つかった時点で長期の投球禁止、

最悪の場合では手術の適応になると言われており

いずれにせよかなりの期間野球をすることができなくなってきます。

またこの症状は成長期に多く発生すると言われておりますが

発症直後は痛みがあまり出ず、中学、高校生になって症状が悪化してから

痛みが出るというケースがあります。

 

ではどうすれば離断性骨軟骨炎を防げるのか?
また発生してしまった場合早期で食い止められるか?

 

それは練習が終わった後、肘が左右と比べて同じように曲がるか、

または伸びるかのチェック、また定期的な肘の検診です。

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離断性骨軟骨炎では初期では痛みは出にくいと言いましたが

関節の可動域の変化、すなわち肘の曲げ伸ばしの変化は顕著に現れます。

また定期的にエコーなどで肘の状態を確認することも

早期発見につながるので非常に効果的です。

離断性骨軟骨炎は野球選手のガンと呼ばれる症状です。

このブログを読んで、少しでも不安だな…と思われた方は

当院にご相談くださいね。

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