こんにちは。
四ツ谷治療院 高橋です。
10月も中旬に近づき、段々と秋らしくなってきましたね。
今週に入り、中間テストの時期ですかね?
教科書やプリントを片手に登校する学生を目にします。
一生懸命なのは良いですが事故などには、十分注意していただきたいです。
思春期のお子さんがいらっしゃるお母さんに質問です。
お子さんは、テスト期間中などに生理が重なってしまったりしたとき、
いつもより痛みを強く感じたりしていませんか?
また、普段から生理痛の痛みを感じていて、
ほぼ毎月、薬を服用しているということはありませんか?
一時的な痛みの緩和には、お薬ももちろん効果的です。
しかし、『今後も薬を飲み続けなければいけないのかと思うと・・・』
と不安に感じているお母さんの声を多く耳にします。
生理痛の薬というと、
代表的なものは「鎮痛剤」「女性ホルモン薬」「漢方薬」の3つといわれます。
鎮痛剤は主に、生理に伴う下腹部の痛みや腰痛・頭痛などの痛みを軽くするために使います。
プロスタグランジン(痛みの原因物質)の分泌を抑えて痛みを軽減します。
女性ホルモン薬は、生理に伴う腹部の痛みや腰痛などの症状の改善・生理周期の安定に働きます。
女性ホルモン薬では排卵や子宮内膜が厚くなることを抑えて、
プロスタグランジンの過剰な分泌を防ぐことで痛みを緩和します。
ただ副作用が出る確率が高いために、病院での処方は限られます。
漢方薬も、プロスタグランジンの分泌を抑制する生理痛緩和のために選ばれています。
また体の冷えや血行不良は生理痛の大きな原因となるため、
体を温めるために冷えやすい体質の改善のための漢方薬を処方されることもあるようです。
しかし、これらは症状の一時的な緩和のための対処療法であるので、
使い続けていいものではありません。
人によっては、胃腸障害やめまい、腎機能や肝機能の問題につながることも
考えられます。
下腹部痛や頭痛・腰痛などさまざまな痛みの根本原因を改善することが
1番重要ではないでしょうか。
思春期のころから大人になるまで、生理痛に苦しみ続けていたという方も多いです。
心配や不安のある方はお気軽にご相談ください。