おはようございます。
四ツ谷接骨院の藤本です。
本日は、野球選手にとって
天敵の「外側型の野球肘」についてお話したいと思います。
ところで野球のみならず学生スポーツの最大幸せは何でしょうか?
勝つこと!
健康作り!
技術アップ!
色々なことがあると思いますが、私の考えでは第一に
「好きなスポーツを仲間と共に好きなだけ楽しむ」
ことではないかと思います。まさに原点です。
では逆に好きなスポーツができなくなる理由は?
圧倒的に「怪我」ですよね!!
痛みによってできないのであれば本人も納得できますが、
痛くないのに運動を制限しないといけないものも中にはあります。
それが野球選手にとっての「外側型の野球肘」です。
外側型の野球肘は、痛みなく発症し隠れて進行する
大人でいう「ガン」のような病気です。
症状が出た頃には、病期が進行しており手術になったり
大人になって仕事に支障が出るような後遺症を残したりします。
よって、楽しい野球を中止させ治療に専念させることがあるのですが
痛み自体は、早ければ1ヶ月ほどでなくなるため
私の忠告を無視して野球を開始してしまったり
野球ができないことが悔しくて、それに耐えられず辞めてしまう子も中にはいます。
本当に難しい病気です。
当院では、野球選手の来院が多いので
この野球肘を早期に発見し、できるだけ野球のできない期間を少なくしようと考え
定期的なエコー観察を実施しております。
エコー観察では、症状に出ていないが確実に進行する外側型野球肘の早期発見することができます。
早期発見し、信頼できる医師にしっかりと紹介し、整形外科医と連携して
見守っていきます。
早期発見できれば、手術になる確率は10%に満たないとも言われていますので
野球選手は定期的な肘の点検をお勧めしています。
不安な方は気軽に院長または安藤までご相談くださいね!!!