こんにちは。
四ツ谷治療院 高橋です。
風は冷たいですが、とても気持ちの良いお天気になりましたね。
本日もよろしくお願い致します。
ご存知の方も多いと思いますが、
お尻から太ももの裏側、ふくらはぎまで、
足全体に現れる麻痺やしびれ、痛みを「坐骨神経痛」と呼びます。
これは、腰から足にかけて伸びる「坐骨神経」が圧迫・刺激されることで起こる症状です。
妊娠後期に入って、お腹が大きくなってくると
この腰からおしり、足にかけての痛みを感じやすくなります。
坐骨神経が圧迫・刺激されると坐骨神経痛が起きます。
よく、腰椎椎間板ヘルニアなどが原因と聞くと思いますが、
妊娠するとそれ以外の原因で坐骨神経痛が起こりやすくなります。
妊娠中は出産に備えて「リラキシン」と呼ばれるホルモンが分泌されているので、
骨盤がゆるみやすくなっています。
その身体でお腹の赤ちゃんの重みや体重増加、重心の変化が加わることで、
骨と筋肉の位置がずれてしまいます。
骨盤や筋肉は長い時間同じ状態になると固定されてしまうので、
何も対策をしないでいると産後に症状が残ることがあります。
産後は子供を抱っこするなど体を動かすことも多くなるので、
産後でお悩みの方もお気軽にご相談ください。