おはようございます。
四ツ谷接骨院の藤本です。
本日は、野球肘のお話。
みなさん、離断性骨軟骨炎という病気を知っていますか?
子どもたちの肘や膝に起こる骨の病気です。
様々な要因で、骨の壊死(栄養障害により正しく骨が成長しない)
により、正常な大人の関節に成長しない。
これにより骨の成長が終了した高校でのスポーツに著しく
障害をきたします。
私の知っている方も
高校入学時に90mほどボールを投げられた選手が
50mしか投げられなくなり
大人になった今では、肘の曲げ伸ばしが不十分で
力仕事をすると、すぐに肘が痛くなってしまう方がいます。
こんな後遺症を残す病気が
離断性骨軟骨炎という病気です。
この病気は、実は小学5年生から中学1年生くらいまでの間(成長段階による)
で発症し、しかもほとんどの場合
無症状(症状が出ない)のまま、悪化していきます。
私自身、四ツ谷接骨院を開業して
20〜30名の離断生骨軟骨炎のスポーツ選手を診てきました。
私が接骨院で患者様の治療をする中で、この病気ほど
答えの出ない難しい病気はないと感じています。
今現在、来院されている患者様を少しご紹介させていただきます。
上向きで寝た時に肘が伸びていないのがわかります。
肘を伸ばしてと指示を出しても完全には肘が伸びません(右肘)
肘を曲げてと指示を出しても完全には肘が曲がりません(右肘)
この選手の場合、
肘の痛みが全く出ていません。
今回、肩が痛いと言って来院されたのを
肘を見てみようかと言って疑念を持ち
整形外科へ対診し、離断性骨軟骨炎と診断がつきました。
痛くないのに投げられない
これが野球選手にとって最大にして最上の苦しみです。
明日から少しずつ
この離断性骨軟骨炎について
詳しく説明していきますね!!!!
ご興味のある方は是非とも毎日確認してくださいね!!
野球選手を持つ親御さんで
お子さんの肘が心配な方は無料相談もございますので
是非ともご活用してください↓