こんにちは.
四ツ谷接骨院スタッフの藤田です。
以前、「なぜ交通事故がこの時期に多いのか?」
というブログの中で夕暮れの時間帯が危険であると書かせていただきました。
交通量が多い、運転手や歩行者なども疲れている、
などの理由を挙げさせていただきました。
それに加えて夕暮れ時は「周りが非常に見えにくくなる時間帯である」
ということにも触れました。
でも、「夜の方が暗くて見えにくいんじゃないの?」
と思われる方もいらっしゃったかもしれません。
そこで、今回は「夕暮れ時はなぜ見えにくい時間帯なのか」
ということを人間の体の構造を含めてお話ししたいと思います。
運転する上で最も必要とする感覚は「視覚」です。
簡単にいうと「眼で見る」ということです。
人間は95%ほどを眼に頼って運転しています。
人間がものを見る仕組みは次のような段階に分かれています。
①瞳の真ん中にあるレンズを通ってきた光が眼の奥で像を結ぶ。
②目の奥に神経がたくさん並べられれていて、光を感じると信号を脳に送る
③目から送られてきた信号を脳内で情報処理をして 眼の中に入ってきた光を眼の奥で像を結び、
その光を情報として脳に送り、脳の中で画像処理をして人間は周りの環境を「見ている」のです。
これらの身体の構造から
日中と夜中の変化、つまり夕方は脳での処理が非常に
複雑になり、処理スピードが遅くなり
反応も怠慢になりやすい状況が起こります。
したがって、夕方の運転においては
以前ご紹介したように
特に車間距離をとって運転していただくことをお勧めしております。
年末は交通事故が起きやすいと言われておりますので
車の運転は十分に気をつけるようにしてくださいね!!