こんにちは。
院長の藤本です。
昨日は、大雨でしたが100名近い患者様が来院されました。
日曜日は非常に暖かく、スポーツ日和ということもあって
スポーツでの外傷の患者様が非常に多く来院されました。
骨折はないものの足首の捻挫の怪我だけで5名。
膝の打撲3名。
新規の患者様と再初診の患者様合わせて10名以上・・・
やはり月曜日の怪我来院率は非常に高いです。
数多くの怪我を見ていくと
怪我をした直後の応急処置をしたか否かで
大きく治癒の予後(治るまでの期間)が変わっていることに
気づきます。
正しい応急処置は今までもご紹介させていただいておりますが
本日と明日でアイシング方法の復習と
タオルでできる簡単足首捻挫固定法を
ご紹介させていただきます。
当院で行なっているアイシング方法
①作り方
初めにアイスバッグの中に氷を3分の2ほど入れます。
よくそのまま巻いたり、中に水を入れて作る方がいますが、
このままの状態では冷やしたい部分に氷が密着せず、
水を入れることによって患部と氷の間に水の層ができてしまい、うまく冷えにくい状態になります。
なのでアイシングを作る時にはしっかり空気を抜き、アイスバッグが平らになるようにしましょう。
②巻き方
次に巻き方ですが、バンテージを使い、
アイスバッグを患部に密着させ少し圧迫を加えながら巻きます。
この時巻き方がゆるくなってしまうと
アイスバッグがずれたりすることがあるのできっちりと密着させて巻きましょう。
このバンテージの巻き方一つで予後が大きく変わってきます。(治癒までの期間)
冷却も大切ですが、固定と圧迫の出来が最大のポイントです。
以上の内容を動画でご説明させていただきます。
明日は、アイシング後の固定方法についてご説明させていただきます。