おはようございます。
豊川市四ツ谷接骨院の藤本です。
雨風が強い朝となりました。
連休明けいよいよ仕事も学校も部活も本格的に開始しますね。
昨日患者様から質問がありましたので
こちらでも回答させていただきますね。
整形外科との併用
近年、医療費の高騰で医療費の削減政策が
急速に進められております。
昨日は、整形外科に通院中だが
「四ツ谷接骨院を友人から紹介されたので
一度診て欲しい」というものでした。
最近、接骨院と整形外科との併用はダメという
案内が保険者から通知が届いているようで
非常に増えている質問や問い合わせの一つです。
医療費削減政策は整形外科や接骨院に限らず、
巷では湿布や花粉症の薬は自費になる???
というような報道も目に入っております。
いろんな診療科目で医療費のムダをなくすような
法律に少しずつ変化していっております。
ということは整形外科との併用はムダ???
となるわけですが、少し噛み砕いて説明させていただきますね。
検査はOK。治療の併用はNG
整形外科との併用???
とはどのように解釈すれば良いでしょうか???
これは整形外科と接骨院は
骨、筋肉、神経など運動器(関節)の痛みや障害にて
通院するところですが、同じ重なる期間に治療行為を
2箇所以上で受けると保険取扱いが適用しない
可能性があるということです。
接骨院の治療行為とは?
電気・手技(マッサージ)・鍼灸・運動療法・固定など
整形外科の治療行為とは?
痛み止めの注射、薬、手術、理学療法士によるリハビリなど
したがって、検査のみ診断のみであれば
その後接骨院での施術は正当に受けることができます。
昨日の患者様であれば、検査のみで固定も薬の処方もないという
ことで、施術をさせていただきました。
迷ったらまず相談を
近年、このようなケースが多々あり
痛いのに病院へ通院できず、我慢を通り越して
「自費でも良いから診てください」と
泣く泣く相談に来られる方が非常に急増しております。
厚生労働省からの通達で、受診抑制をさせるような
あからさまな案内や調査は慎むべきというような
文章も公に出ております。
確かに地域の健康を考えると上記の患者様が増えることは
明治維新から続く国民皆保険制度
(国民が皆等しく正しい医療を受けることができる権利)
の崩壊を招きかねません。
安易な理由での受診は現状当院では見受けられませんし、
事業努力で自費サービス(美容、不定愁訴・整体・予防等のサービス)
も充実させていただいております。
正しい情報をきちんと伝え、正しい知識を持って、
正しく医療保険を活用し、健康を保つ。
こんな社会・地域を支える施設となれるように願い、
活動や行動をしていきたいと思っております。