こんにちは。
四ツ谷治療院 高橋です。
昨夜もすごい雨でしたね。
まだ不安定な天気が続きそうですのでお出かけの際はご注意くださいね。
妊娠しにくいご夫婦の原因を調べると、約半数は男性側に原因があるといわれています。
男性不妊と判断する数値には精液量、精液濃度、総精子数、運動率などの様々な項目があり、
運動率は妊娠にも影響がある数字といえます。
とくに採卵の際には、「精子の運動率はどうなのか・・・」
夫婦ともに気になるところだと思います。
今回は、精液検査によってわかる運動率について考えていきたいと思います。
運動率とは、精液中の精子のうちまっすぐに高速に泳ぐ精子の割合のことです。
受精に必要なのは、1つの卵子に対して1匹の精子がいれば可能ですが、
単純に考え、元気なたくさんの精子が卵子に出会う方が、妊娠する可能性も高くなりますよね。
精液検査などによって運動率の数値を測ることができますが、精子は非常にデリケートです。
禁欲期間が長かったり、ストレスがあったり、
採精当日の体調不良などが原因でその数値は変わってしまいます。
そのため一度の検査で判断はできないともいわれています。
大変デリケートな精子ですが、やはり運動率は良くしたいのが本音ですよね。
では、その運動率を上げるにはどのような方法があるのか。
現在、投薬による画期的な治療法はないようですが、
次のような生活改善や体質改善も有効的だと考えられます。
①規則正しい生活やバランスのよい食事。
②2~3日ごとに射精する。
③ストレスや睡眠不足などのないような生活を送る
④禁煙や酒量を控える
くどいようですが、精子は大変デリケートです。
一度の検査では決して断定できませんが、日常生活において
心がけることによって改善することもあります。
規則正しく生活することは、それだけ健康な精子をつくることができます。
また、数値はあくまでも目安です。
妊娠は未だに奇跡のようなもので、
数値結果が悪くても妊娠することも十分にあります。
もちろん自然妊娠の可能性も0ではありません!!
お互いの生活、身体に向き合っていくことが1番大切なのではないかなと
わたしは感じております。