こんにちは。

四ツ谷治療院 高橋です。

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昨夜はすごい勢いの雨でしたね。

今週は雨が続くようなので、お出かけの際は足元にお気を付けくださいね。

 

最近、将来のためにも卵子凍結をするということについて話題になっています。

体外受精や卵子凍結のためにも、卵胞を取るのが採卵になるわけですが…

「卵胞=卵子」ではありません。

「卵胞」とは、「卵子」を包み込んでいる袋のようなもので、

卵胞のなかには卵胞液があり、卵子はその中で守られています。

女性は月経開始直後から、排卵のために複数の”卵子”が成熟を始めます。

その中から、一番質の良い”卵子”が生き残り「排卵」されるのです。

そして残った卵胞は、黄体となって生理として身体の外に出てきます。

一方、生き残った一番質の良い「主席卵胞」は、大きく成長し排卵されると言われています

 

卵胞の中にも卵子が入っていない卵胞を「空胞」と呼びます。

これは、卵胞の壁に張り付いたままの状態で成熟していない未成長の卵子のことをいい、

採卵時に卵子を採取しようとしても、未成熟卵であり、

卵胞に張り付いたままの状態のため、採取することはできないそうです。

また、卵胞が黄体化すれば空胞だった場合でも

体温は上がるため、基礎体温で空胞かどうかの判断は出来ません。

 

では、なぜ空胞になってしまうのか。その原因についても考えていきましょう。

①遺残卵胞

原因として一番多いのがこの遺残卵胞いわれ、排卵された卵子以外の卵胞はふつうならば、黄体となって消滅するのですが

その卵胞が消滅されずに残ってしまう状態のことです。

また、遺残卵胞は排卵誘発剤の使用で簡単に刺激され、次に成長しなければならない卵胞の成長を抑えてしまう作用もあるようで

新しい卵胞が消失してしまい、空胞に繋がる場合が多いといわれます。
②黄体形成ホルモンの分泌量とタイミングが良くない

黄体形成ホルモン(LH)は女性ホルモンの一種で、成熟した卵胞に対して排卵を促す働きと、

排卵後の卵胞に対して黄体化を促す働きを持っています。

また、黄体化が促される事により、妊娠を維持するために必要な黄体ホルモンが分泌されます。

この黄体ホルモンの代用に使われているお薬などののタイミングが合わなかった場合に空胞に繋がることも。

 

③誘発不足による卵胞の発育不足

卵胞刺激ホルモンが卵胞を刺激して発育を促進させ、卵胞が育つとともに卵子も成熟していき、卵胞ホルモンも増えます。

しかし、卵胞ホルモンが減ってしまうと、誘発不足となり卵胞の発育不良となってしまい、空胞に繋がっていくそうです。

 

④加齢による卵子の老化

加齢などにより、卵胞の成長は進んでいるのに卵子が育っていなかったり、未成熟なままの場合も空胞に繋がります。

 

空胞を改善するには、卵胞がうまく発育されていたとしても、

妊娠するために必要な「質の良い卵子」が卵胞の中に存在しなければ意味がありません。

 

空胞の原因をみていくと、「卵子の発育環境」という共通点があると思います。

自分に合った不妊治療を続けることが前提ではありますが、

少しでも妊娠しやすい体質に変えるために、

生活習慣の見直しや体質改善をすることもとても大切になります。

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四ツ谷治療院の妊活サポートでは、この卵子の発育環境を整えるお手伝いも行っております。

なかなか自分で正していくことは難しいです。

これから、妊活を考えている方も生活習慣とともに、まずは自分の身体を見直してみませんか?

 

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