こんにちは。
四ッ谷治療院 高橋です。
前回のブログにも書かせていただきましたが、
卵子の質が大切!!という内容を具体的に考えていいたいと思います。
大切なのは、卵子の数でも卵巣年齢でもありません。
例えば、体外受精や顕微受精へ進んでいくとなった場合、
質の悪い卵子がいくつあっても、妊娠はなかなか難しいといえます。
しかし、逆を考えれば、質の良い卵子が一つでもあれば妊娠の可能性が濃くなるといえますよね。
自然妊娠を試みている段階でもこれは同じです。
月に1回排卵される卵子の質が良いことが、最も大切な事になりますね!!
ではでは、卵子の質を上げる方法にはどんなものがあるのでしょうか?
◎質のよい卵子に成熟してくれる環境をつくるために大切なこと
(1)卵巣への血流量を増やす
卵胞の基礎となる細胞は、生殖ホルモン(性ホルモン)との深い関わりによって、
正常に発育・成熟するようになります。
そして、その生殖ホルモンを細胞に供給する役目となるのが、血液の流れです。
また、発育や成熟に必要とされるさまざまな栄養素を供給し、
身体に生じた老廃物を排泄するのも、血液の流れです。
ということから、卵巣への血流が卵巣内の血流が滞ることが
卵胞の正常な発育や成熟を阻害してしまう可能性があると考えらえます。
実際に、卵胞周囲の血管の血流量が多いほど、発育する卵胞の数が多く
血流が悪いと発育卵胞数が少ないことは確かめれているそうです。
(2)過不足のない基礎栄養素
卵子の基礎となるの細胞が、質のよい卵子に育つためには、やはり必要になる栄養素があります。
それらの栄養素のどれか一つでも不足すると、卵の発育に影響を与えてしまいます。
その栄養素とは、誰もが聞いたことのある5大栄養素です。
たんぱく質、糖質、脂質、そして、ビタミンとミネラル…
の5大栄養素がバランスよく摂れていることです。
そしてこれも、卵胞液中の栄養成分の組成が、発育する卵胞数の質に影響することが確かめられているとのこと。
この2つが基礎となり、大切なことはみなさんもすでにご存知だと思います。
大切なことはわかったから、何をどうすればいいのか・・・
というところですよね。
どんどんと話が続いてしまいますが、
卵巣への血流量を増やすことについても詳しく考えていきたいと思います。
次回もよろしくお願いします☆