こんにちは。

交通事故外傷担当の藤田です。

本日から6回ほどに分けて

交通事故のことについてお話します。

 

交通事故の件数というのは一年のなかでも変動があります。

交通事故の多い時期とそうではない時期があります。

一年のなかで最も交通事故が多いのは、11月と12月の年末の時期です。

理由として以下のものが考えられます。

 

①年末で仕事などが忙しく、交通量が多くなる。

交通量が多いので単純に車と車がぶつかりやすくなる。

道路が混雑していて目的地に到着するまでに時間がかかるようになり、

焦って運転するドライバーが多くなる。

②日没が早くなり、周囲が暗く歩行者などを見落としやすい。

年末は一年で最も日没が早くなり、暗い環境下での運転が増える。

暗く落ち着いた色の服を着た歩行者が多くなる。

ドライバーが歩行者を見落としてしまい、事故になってしまう。

③飲酒の機会が増える。

忘年会などで飲酒をする機会が増え、飲酒運転が多くなる。

飲酒した歩行者が車道へ急に飛び出したり、車道上で寝てしまったりする。

 

他にも理由は挙げられますが、主だったものは以上のようなものだと考えられます。

そして年末に次いで事故の多い時期が6月や7月なのです。

 

なぜ6月や7月の交通事故が多いのでしょうか?

これは簡単ですよね。6月や7月といえば梅雨時です。

雨が降ることの多い時期ですよね。

 

雨の多いシーズンである梅雨時は交通事故も多いシーズンなのです。

 

雨と交通事故との関連性

運転する条件で「夜間」についで身近な悪条件が「降雨」です。

雨が運転に与える影響として「滑りやすい」ことと「視界が悪い」ことが挙げられます。

次回からはこの「滑りやすい」と「視界が悪い」ことが交通事故とどのように関わってくるのか

クローズアップしてお話ししていきたいと思っています。

 

これらのことを意識して雨の日を運転することで、交通事故に遭うことが少なくなれば幸いだと思います。