こんにちは。
交通事故外傷担当の藤田です。
本日は雨の日の運転のもう一つの危険性「視界が悪い」についてお話します。
運転するには視力が不可欠です。
免許の更新の時には視力検査を行います。視力が通らなければ免許は更新できません。
それほど運転には視力が大切なのです。
運転するときに必要な情報の95%が視力から得られているといわれています。
ガラスについた雨粒によってその視力が奪われてしまうのが雨の日の運転です。
そうならないようにワイパーを使いますが、ガラスの全面を拭けるわけではありません。
フロントガラスの端は視界が悪い状態です。
それに雨が強いとワイパーでは拭ききれなくなりますし
他の車が巻きあげる水しぶきも周りを見えにくくします。
車の周り全体がぼんやりとした視界に包まれて、くっきりと見えなくなってしまいます。
特に小さいものに気づきにくくなります。
例えば、歩行者・自転車・原付・オートバイなどが挙げられます。
そういったものを見落とすことのないように、いつも以上に周りをよく見て
運転しなければいけませんし、自分が歩行者や自転車などであるならば、
見落とされているかもしれないと考えて行動する必要があります。
霧の時の運転
雨に付随するものとして霧が挙げられます。
豊川市や豊橋市の山に近いところでは霧が出ていることが時折見受けられます。
煙がたちこめてるようなモヤモヤした視界で、他の車どころか
場合によっては道路の形まで見えにくくなってしまうことがあります。
雨の日の運転と同じくらい注意が必要になると思います。