おはようございます。
四ツ谷治療院 高橋です。
明日、9月4日(日)は休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
今日は、あまり知られていない男性不妊について。
「赤ちゃんができない」と聞くと、だいたいがまず女性に原因があると考えてしまいがちです。
でも実際は、女性だけの問題ではありません。
大きく分けて、女性のみの原因が41%に対し、男性のみの原因が約24%、
男女それぞれに原因がある場合が約24%、原因がわからない場合が約11%とされています。
この結果を見て分かるように、およそ半分は男性にも原因があるということです。
男性不妊の原因は大きく3タイプに分かれるといわれます。
①精子がうまく造られない「造精機能障害」
②精路(精子が通る道)がなんらかの原因で閉ざされてしまった「精路通過障害」
③生殖機能そのものに問題がある「性機能障害」
造精機能障害がもっとも多く、男性不妊の80%以上を占めるとされますが、
その半数は原因不明とされています。
男性にも常に肉体的、精神的ストレスが溜まっていきます。
難しことを考えるよりも、まずはこのストレスを緩和させていくことが
大切なのではないでしょうか?
不妊の検査や治療は女性だけが受けているケースも少なくありませんが、
最近では、夫婦そろって検査を受ける流れになっています。
当院でも、ご夫婦揃っての来院をおすすめし
自分たちの身体と向き合う共通の時間としていただいております。
妊娠はひとりではできません。
妊活も不妊治療も、パートナーとの協力があるから成り立っていきます。