おはようございます。

四ツ谷接骨院の藤本です。

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本日は

運動器エコー観察

についてお話したいと思います。

 

エコー観察装置

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エコー観察は、婦人科において赤ちゃんの観察をするために

広く使用されておりますが

怪我を診るエコー観察は歴史が浅く

この10年で急速に医療界で導入されてきております。

 

当院では、いち早く導入し

東三河では有数のエコー観察症例数を誇っております。

 

なぜなら

当院では、スポーツ選手の怪我が多く

スポーツ選手の怪我の多くは、レントゲン検査だけでは不十分なことが多いからです。

当然のことながら、触診だけでは完全にわからないことが多いです。

 

では、なぜ接骨院はエコー観察装置を導入しないのか?

それは

エコー観察装置は高価のわりに

接骨院では医療保険適用外(実費)で

自分たちの勉強のための使用としてしか

厚生労働省は認めておりません。

よって導入をできない接骨院が多いというわけです。

 

しかしながら導入している当院にとっては

なくてはならないアイテムであり、価格以上のコストパフォーマンスを

示してくれています。

本日は、その一部を公開させていただきます。

 

先日、左の親指の関節を痛めて来院した患者様のケースです。

指の骨折は骨が小さく、症状も打撲と似ているため

整形外科でも判断が難しいケースもあります。

 

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そこで

エコー観察装置で身体の内部を観てみました。

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拡大画像

 

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骨折した像ではなく

関節部分からの出血が認められます。

 

よって関節部の打撲と判断しました。

患者様も画像で確認できましたので

「骨折じゃなくて安心した」と言っておられました。

 

打撲であれば

テーピング固定してスポーツも継続して良いです!!

 

当院では、今後もエコー観察をきちんと臨床に組み込んでいきたいと思います。

 

エコー観察についての質問はこちら↓

http://yotsuya89.com/contact

フェイスブックページでも怪我の説明を随時しております。