こんにちは。
四ツ谷治療院 高橋です。
前回のブログで、『ママさんに多いばね指の原因について』を
お話しさせていただきました。
本日は、そのばね指の仕組みをもとに
ケア方法なども考えていきたいと思います。
指を曲げたり伸ばしたりする筋肉は
身体のどこの部分についているか知ってますか?
実は指先にあるわけでなく、腕についているのですよ。
腕の筋肉は指先へ向けて、「腱」と呼ばれる硬いヒモのようなものへと変化していきます。
そしてその丈夫なヒモが指先の骨につきます。
また、指先の腱になる部分
筋肉の力を、指先の骨へとしっかり伝えるための腱を止めておく
「輪っか」のようなものがあります。
腫れた腱がこの部分にひっかかることで、
指がばねのようになる「ばね指」という状態になります。
ばね指の原因として使い過ぎが挙げられます。
しかし、指先だけの問題でもありません。
実際に患者様の治をしていて、バネ指と一緒に肩こりも多く感じます。
「肩こり」と「ばね指」になんの関係があるのでしょうか。
想像してみてください。
肩が凝った状態、あがりにくい状態で育児を家事を 行うこと
腕の負担、特に肘から先の筋肉の負担が増えてしまいます。
肘から先の筋肉は指を動かす筋肉ですので、
この筋肉に負担が かかると腱鞘炎やばね指の症状が出ると考えられます。
逆を言うと、肩こりの辛い方は
バネ指になる可能性も充分に考えられます。
肩こり解消のストレッチを含め次回は、セルフケアをご紹介しますね。