こんにちは。
四ツ谷接骨院の藤田です。
今回は私なりの交通事故の防ぎ方についてお話します。
私は25年以上運転していて事故も違反もありません。
教習業務中の事故もありませんでした。
これらの経験から「交通ルールを守ること」はとても重要に思っています。
ルール(規則)を守ることが大切
面白みのない話なのですが、結局はこれだと思います。
交通ルールが定められている目的は「交通事故の防止」です。
過去の交通事故からその事故の原因を探り、
その原因を取り除くために定められたのが交通ルールです。
つまり交通ルールを守るだけで、かなりの交通事故を防ぐことができると思います。
さらに私なりの工夫として「車間距離」と「速度」に注意しています。
まずは車間距離のほうからお話します。
4秒ルール
バックミラーなどで安全確認をする場合、
およそ2秒間進行方向から視線を外すことになります。
さらに運転する人が「危ない」と思ってからブレーキが効きはじめるまで1秒間ほどかかります。
つまりバックミラーを見ているときに目の前の車が急に停まった場合、
運転手がそれに気づきブレーキが効きはじめるまでおよそ3秒間かかるのです。
そこから考え出された車間距離のとり方が「3秒ルール」です。
3秒ルールとは「ある地点を前の車が通過してから
3秒後にその地点を自分の車が通過するように車間距離をあける」
というものです。
私はそこからさらに1秒足して「4秒ルール」で運転しています。
やってみるとわかりますが4秒はかなりの車間距離になります。
それだけでかなり心理的な余裕が生まれますし、
まわりもかなりよく見えます。 一度試してみてください。
もうひとつが速度です。
速度が速くなればなるほど・・・
速度を上げることで増えるリスクを箇条書きすると、
①動体視力(動きのあるものを見る力)が低下して、見間違えることが多くなる。
②視野(目で見える範囲)が狭くなって、見落とすことが多くなる。
③反応するまでの間に進む距離が長くなる。(速度が2倍になると距離も2倍に伸びる)
④ブレーキで止まるまでの距離が長くなる。
⑤遠心力が大きくなり、カーブで曲がり切れなくなる。
⑥事故になった時のダメージが増える。
などが挙げられます。
特に注意が必要なのは、速度が2倍になると④⑤⑥は4倍になり、
速度が3倍になると④⑤⑥は9倍に増えるということです。
つまり、速度を上げると事故を起こしやすくなり、
かつ大きな事故になりやすくなるという
二重の危険性をはらんでいるということを知っておいてください。
「何かおかしいな」と思うようなことがあったならアクセルを緩め、
ブレーキがすぐに踏めるような準備をしておくだけで違うと思います。
交通事故を防ぐための参考にしていただけると幸いに思います。
他にもお話ししたいことはたくさんありますが、
今回はこれでおしまいにしたいと思います。
興味のある方は接骨院に来院したときにおたずねください。
四ツ谷接骨院 藤田雄司