こんにちは。
四ツ谷接骨院の藤田です。

今週は雨の日が多かったですね。
雨が降ると視界が遮られて周りが見えにくく、
路面が滑りやすいので運転にも注意が必要になります。
車間距離を広げて、早めのブレーキを心がけてください。

↓交通事故治療でお悩みの方↓
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今回はむち打ちの治療におけるセルフケアのことについてお話します。
セルフケアというと大げさな感じがすると思いますが、
簡単に言うと「治療中の日常生活において気をつけてほしいこと」です。
治療の進行状況によっても変化するのですが、
大まかなこととしてお話します。
事故の直後
むち打ち症の治療で最も重要なのは事故直後の対応です。
ここを間違えると症状が悪化し、治療期間が長引いたり、
重い後遺症に悩むことになりかねません。
とにかく安静にする 首を無理に動かさないことが重要です。
事故直後は痛みが出ず、翌日以降に痛くなることがよくあります。
痛みが無いからといって無理に動かすと症状が悪化することになります。
外出などの予定はキャンセルして自宅で安静にしていましょう。
場合によっては頸椎カラーなどによって頸部を固定することも有効です。

温めない
事故の直後は頸部に炎症が起こっています。
その時に患部を温めたり、
自分でマッサージしたりすると炎症がひどくなり症状
が悪化することがあります。
どちらかというと患部を冷却するほうが有効です。
しかし冷凍庫の氷で長時間冷却すると凍傷になってしまうこともあるので、
やりすぎには十分注意してください。

痛みが治まってから
事故直後の初期の炎症が治まってからは、次の段階に進みます。
今度は血流を促進するために患部を温めたり、
筋肉の緊張をほぐすための運動などを始めます。
初期の炎症が治まる目安はおよそ一週間ですが、
その人の症状によって異なるので注意が必要です。

むち打ち治療に適した枕は?
枕のことについての質問を患者様から多くいただきます。
むち打ちの治療において重要なのは首を動かさないようにすることです。
柔らかすぎる枕では首を固定できず、
症状の改善に時間がかかることが多いようです。
首をしっかりと固定させるためには
「ある程度の硬さのある枕を使い、
枕と首の間にできる隙間にタオルなどを入れて固定させる」
といいと思います。
寝ているときの首の角度はややうつむき加減で、
後ろから見て背骨と首が一直線になるようにするといいでしょう。
横向きで寝るのであれば枕の高さの調節が重要ですね。

楽な起き上がり方
むち打ち症の患者様で多くの方が
起き上がるときに首が痛いと悩まれています。
仰向けの体勢から起き上がろうとすると首への負担が大きく、
痛みが強く出てしまいます。横向きの体勢になって、
下側になっている手を首の後ろに当てると頭の重さを腕で支えることができます。
そのようにして起き上がると首への負担が小さくできると思います。
うつ伏せの体勢から両手で床を押すようにして起き上がるのも有効だと思います。
これらのことに気をつけながら治療期間を生活し、
一日でも早く症状が治まるようにしていきます。
PS 下記にて自動車教習指導員(前職)だった
私の経験を踏まえてお話させていただいております。
「交通事故に遭わないためのポイント」
http://yotsuya89.com/archives/5915