おはようございます。
四ツ谷接骨院に藤本です。
昨日の続きです。
正しい判断とは?成功する選手と失敗する選手!!
10年以上野球選手の痛みを見続けて
感じることは、その時々の判断を間違えると
野球人生において苦しむことがあるということです。
私もその一人です。
「野球人生の苦しみがあったからこそ今の自分がある」
という考え方もありますが、正直言うと
「もっとできたのではないか、やはりプロ野球選手・社会人野球を
経験したかった」という気持ちはあります。
ですので、自分で言うのも気恥ずかしいですが、
根本は劣等感の塊。。。
だからこそ自分自身と出会った野球選手には
そんな思いをさせたくないといろんな思いを巡らせるわけです。
私の失敗とは???
私は一番野球を楽しみたい高校時代に
ほとんど満足のいくプレーができませんでした。
「痛みは出て当たり前」「痛いのは当たり前」
と自分で決めつけ、
自分の身体を強くする(筋トレ)ばかりを行い
自分の身体を労わる(身体ケア)をあまり行いませんでした。
その結果、痛みで身体が動かなくなり
そんな身体で技術練習・筋トレなどをしても
うまく上達・成長していくわけありません。
ちなみに当時の身体データ
181センチ84キロ 体脂肪8%
ベンチプレスMAX90キロ スクワットMAX160キロ
50m走 6.5秒 1500m 4分40秒
遠投 95m
など中京大中京野球部の中でも上記の数値はトップクラスでした。
ですが、痛みで全然思うように動けない・・・
痛みで全然野球楽しくない・・・
当然結果が出るわけもありませんでした。
ただ、この結果だけを見て
私の失敗だと言っているわけではないと言うこと
をわかっていただきたいと思います。
私の最大の失敗は、
なぜ痛みが出るのか?を考えなかった
ことにあります。
100歩譲って、考えて・誰かに相談して・調べて
痛みに向き合っても痛みが取れなかったかもしれませんが
考えることから逃げていた私には後悔が強く残りました。
確かに私の高校時代では、今よりも通院可能な病院も少なく
ネットの情報も今よりも格段に少なかった・・・。
それを差し引いても、高校時代活躍し、その後の野球人生でも
活躍した先輩・同期・後輩と比べると
自分の身体のメンテナンスに関する考え方が甘かったと
感じております。
以上のような経験から
きちんと自分の身体に向き合わせることを
選手には指導するようにしております。
明日は、実際の野球肘の症例をご紹介させていただきます。