おはようございます。
院長の藤本です。
病院や接骨院・治療院が増えたことで
スポーツ選手の医療機関受診率はここ20年で
爆発的に増加しており、スポーツ選手の身体にとっては
非常に良い環境になっていると思います。
しかしながら、前回もお話させていただきましたが
それによる弊害がスポーツ現場で起きております。
選手の怪我の重傷軽傷関わらず、
ある程度のスポーツ制限を医療機関から指導され
選手の成長の機会が損なわれ、また試合出場ができず
現場の指導者の苦悩は増しているかと思われます。
痛み予防の時代へ
そんな折、今回中学硬式野球ボーイズリーグにて
全国制覇した愛知豊橋ボーイズの監督・コーチから
2015年にあるご相談がありました。
「選手のコンディションをチェックするようなことはできないか???」
つまり故障のリスク管理です。
そんなご相談から始まったのが
エコーによる野球肘検診
メディカルチェック
セルフケアの指導
です。
これらをやることで
選手自身が感じていない痛みを
より早期に発見することができ、
痛みの予防ができる可能性が高まります。
痛みの出ている選手は赤信号
痛みは出ていないけど、痛みの出る危険性がある選手は黄色信号
痛みもなし、危険性もなしは青信号
と仕分けることで、指導者へ報告。
選手たちにも赤信号は病院へ受診指導。
黄色信号は、セルフケア指導。
愛知豊橋ボーイズはありがたいことに
3年連続にこの活動を受けていただいております。
これが全てではないですが、
結果的に大会前の怪我はなく、活動を始めた年に全国大会出場を果たし、
翌年に全国ベスト8。
そして今年は全国初優勝!!!!
選手の健康な身体を保ちながら
選手の成長を最大限引き出すのが
今の指導者には必要!!
と監督・コーチからお言葉をいただき
この3年間で手応えを感じていただけて
私としても本当に嬉しい限りです。
豊川四ツ谷投球障害肩肘撲滅プログラム
今回の一件でよりこの活動を体系化し
東三河全体の野球選手に知ってもらいたいと思い、
新年度から下記の活動を新たにスタートすることになりました。
愛知豊橋ボーイズで行なっている内容を
公開しながら一人一人の野球選手の身体のチェックやセルフケアの指導を
させていただきます。
しかもスタッフや有志のサポートも取りつけ、
今回このプログラムを全て無料で提供できることになりました。
近日では、4月11日の19時から下記のセミナーを
開催することになっておりますので、
ご興味のある方は、下記よりお申し込み登録をお願いします。
http://yotsuya89.com/h30411-semina
PS 愛知豊橋ボーイズの選手も全国大会中きちんと
セルフケアしていましたね!!
多くの野球選手のご参加をお待ちしております